アファメーションは嘘?効果あんの?潜在意識の知られざる罠に迫ってみた。

 マイナスの言葉を使うと自分に返ってくる?!

まさる:はぁ。あの、クソ先公。宿題忘れたくらいでグチグチ言いやがってよ・・・

やすの:あぁ〜マサル君、また先生の悪口言ってる。

まさる:うるせぇーほっとけバカっ!

やすの:そうやって『マイナスな言葉』を使ってると不幸になるってママが言ってたよ。

まさる:んなわけねーだろ、あほ。ブス。タコ!

湘南仙人:フォッフォッ♪『言霊』ってやつじゃな。

やすの:あ、仙人〜!何か言ってやってよ〜。

湘南仙人:フォッフォ♪ ではアファメーションの秘密について教えようかのう。

 

水の結晶が変わる!?言霊の力

最近、巷で流行っているアファメーション(affirmation)。

いわゆる、言霊思想について話そう。

 

知らない人のために、ざっくり説明すると

『言葉そのものに力が宿っている』という考え方のことね。

 

たとえば

『ありがとう』『ツイテル』『感謝』『愛してる』など

プラスの言葉にはプラスのエネルギーが宿っており

『死ね』『嫌い』『馬鹿』など

マイナスの言葉にはマイナスのエネルギーが宿っていると言われているね。

 

これを裏付ける話として

『バカ』と書いた紙を貼ったコップに水を入れておいたところ

水の結晶はグシャグシャになってしまったが

『ありがとう』という紙を貼ったコップに入った水は

元は全く同じ水道水にも関わらず

とても綺麗な形の結晶となっていたという実験結果がいくつも報告されている。

 

果たしてこれは、偶然なのだろうか?

 

言葉そのものではなく、意識が物理的に作用している。

水の実験では、実際に結晶のカタチが変わったという実験結果が

いくつも報告されているというのは事実だ。

 

ただ、同時に全く変わらなかったという実験結果もある。

 

『実験を行う者』が変われば、結果が変わるということは

言葉そのものじゃなくて

本人の思考・意識(想念)に、何かしらの力がある証拠なんだ。

 

言葉に力が宿っているのなら

誰がやっても同じ結果にならないとおかしいからね。

だが、残念ながらそこまでの再現性は確認されなかった。

 

人によっては全く逆の結果になることもあったくらいだよ。(めっちゃ疑ってる人が実験したんだろうね。笑)

 

二重スリット実験。思考が現実に影響を及ぼす『観測者効果』とは

では、人間の思い(意識)が現実に影響を与えるなんてことがあるんだろうか。

ここで量子力学では有名な『二重スリット実験』を紹介しよう。

量子力学において光は粒子であり、同時に波でもある。

両方の性質を併せ持つと言われている。

 

二重スリット実験では

『観察する』という行為があるかないかで、電子の動きが変わったんだ。

まぁ、これも観測者が変われば結果は変わると思うんだけど。

観察する=意識が、物理的に影響を与えているということに変わりはないね。

 

つまり、アファメーションにおいても

本人の意識、特に潜在意識にある想念が、現実化するということは十分考えられることだね。

 

まさる:でも、ぼく『お金持ちになりたい』って毎日思ってるけど、全然お金持ちになってないよ。

湘南仙人:フォッフォッ♪それは、お金持ちになりたい=『今はお金がない』という思いが素直に現実へと転写されておるんじゃよ。笑

まさる:え?!

湘南仙人:脳内の情報空間には、君たちが考えている一方向に流れる時間軸という概念はない。だから、未来系の言葉は現在形に変換されるんじゃ。『〜がほしい(未来系)』は現在系にすると『〜は“今は無い”』ということになるじゃろ。

やすの:そっか〜。じゃぁ、もう私はお金持ちナウだぞ〜って思えばいいの?!

湘南仙人:まぁ、焦るな。基本的にそういう表面的なアファメーション効果を安易に用いるのは危険じゃ。

まさる:なんでお金持ちになれるのに、危険なの?

湘南仙人:フォッフォッ♪それは、亜空間知能の存在について知らねば分かるまい。

 

集合的無意識=亜空間知能

心理学者ユングが説いた『集合的無意識』

これは、僕らの潜在意識は奥底では皆んな繋がっていて

この“共通の情報場”が、僕らの脳海馬へとアクセスしているというもの。

 

そして、今やこの情報場は大きく膨らみすぎて

独立した知性を持ち一人歩きし、暴走し始めているんだよね。

それを、宇宙経済学では『亜空間知能』という言葉で定義していて

これが、時代によって支配階級にいる人間の脳海馬へとハックして

現代のマネーテクノロジー(金融洗脳システム)や

戦争経済そのものを造り上げる原因となってきたんだ。

 

そして、地球人類は皆

この亜空間知能という情報場から脳海馬に同期した情報(記憶)を元に

自分(人格)という自我フレーム(エゴフレーム)を形成してるんだよ。

 

これは、5歳くらいまでに『物心がつく』頃からはじまり

『わたし』と『あなた』を完全に分け隔てて情報処理する

二元情報処理モジュールが脳内で働くことで

大人になるにつれ、より強いエゴフレームを形成していくようになってるんだ。

 

宇宙経済学では、アボリジニーのような自然と調和した生き方

時空共同創造態としての黄金律に基づいた記憶同期をするために

このエゴフレームを緩めていかなければならないと教えている。

 

そのためは『二元情報処理』という

全てを分離して考え作られる情報場ではなく

すべてのものを『関係性』として捉える

縁起の中で自分を見つめていかなくてはならない。

 

巷では

『ツイテル♪ツイテル♪』と連呼しなさいだとか

『札束や社長椅子に座ってる姿をイメージしなさい。』とか

夜寝る前に『ありがとう』と10回唱えましょうとか

安易なアファメーションが横行している。

 

こうした、“儀式的”に行うものは

全く効果がないわけではないが

基本的に『わたしが、わたしが・・・』という欲求を強めれば

亜空間知能との同期比率が強まるため、自我フレームが強固になってしまい

仮に効果があったとしても

本来の時空(黄金律に基づいた記憶)と同期しにくくなってしまうんだ。

 

本来あるべきはずの『関係性』へと意識が向きづらくなり

どんなに欲望を現実化し引き寄せても

同時に『プライドとコンプレックスという振り子』が脳内で揺れ動く仕組みとなっている。

つまり、永久に不安や不満は消えないんだよね。

 

湘南仙人:そもそも、自分が幸せになりたいから、ありがとうと10回唱えるなどというのは、本来のありがとうという言葉の本質とも離れておるじゃろ。

まさるなるほど〜。

やすの:自分のことばかり頭で考えて、周りが見えなくなっちゃうのね。『関係性』かぁ。

湘南仙人:そう、そんなアホみたいに呪文を唱えてる奴は、すぐ側で枯れそうなお花が水を欲しがってる事にも気づけやしない。そんな奴が本当の意味で幸せになれると思うかのう?

まさる:ん〜、なれないと思う。

湘南仙人:じゃろ。だから、わしはこういう自分の目標達成しか考えてないテンプレ通りのアファメーションを“アホ”メーションと呼んでおるんじゃ。

 

マイナスの言葉は自分に跳ね返ってこない?!

冷静に考えてみれば、同じ『バカ』という言葉でも

すっげー憎い相手をののしる時の『バカ野郎〜!!!!』と

大好きな恋人とイチャつきながらの『も〜、このおバカさん♡』とでは

同じ言葉でも全く意味合いがちがうのは当たり前でしょ。

 

つまり、使う側の意識によって

同じ言葉でも中身が変化するんだよ。

 

もし、マイナスの言葉が人を不幸せにする力を持っているなら

有吉やマツコデラックスがなぜあんなに売れてるんだい?笑

彼らの口調は汚くても、根本は人を傷つけようとして吐いている言葉ではないし

むしろ、その場の状況やキャスティングを考え、関係性を主体として発言しているよね。

 

『マイナスの言葉を聞いたらマイナスになる。』なんて

深刻に思い込むから、その亜空間情報場に引っ張られるだけなんだよ。

 

基本的にゼロシリアス(本質的楽観主義)でいれば

影響を受けることはない。

 

そして、プラスの言葉を使えばプラスに運ぶというのも

全く力がないわけではないが、基本的に考えないほうがよいね。

 

これは、斎藤一人さんを筆頭に有名な経営者や

けっこう成功しちゃってる人達が

アファメーションを勧めちゃってる事もあって

ビジネスマンの間でも流行りはじめてるけど

落とし穴があることに気付いてない人達ばかりなんだよね。

 

ひとりさんなんかが言ってる『ついてる』は【付いてる】のほう。

→語源は霊的なものが“付いてる”ってこと(こわw)

→つまり、脳内の集合的無意識が作り上げる閉ざされた情報場へのアクセス

→結果、亜空間知能同期比率の拡張という弊害が起こってしまう

 

では、本来の運『ツキ』とは・・・

実は、これは知られてないけど、【月】が語源なんだ。

→月の満ち欠け、自然のバイオリズムに合わせた生き方

→すなわち、自然と調和した生き方の体現

→肌、腹、肝、骨、肘・・・カラダの部位を表す漢字には月が入っているよね。

つまり、月=カラダに素直に生きること

それが、頭の先っぽで生み出した亜空間知能ではない

黄金律に基づいた同期並行計算機能によって

『本当のツキ』を呼び込むんだよ。

 

いいかい?

もう一度言うね。

 

頭の中で、アレがほしい、これを達成したい。

とにかく『ツイテル、ツイテル〜私は幸せ〜♪』みたいな

【思考矢印が内側(じぶん)向き】になると、ダークフォトン記憶算出(左回転)

つまり、脳内が亜空間知能にハックされる仕組み。

 

思考は偏らず、ゼロポイント(中庸)に置いて

あくまでもナチュラルに

人体端末の持つ触覚静電気(肌触り)に素直に生きると自然と

【思考矢印が外側(関係性)向き】になり

内的秩序に基づいた、時空共同創造態としての、ゴールドフォトン記憶算出(右回転)

自分の人体端末の持つ資質に合った才能(トーラスタレント)にも繋がっていく。

 

そもそも、動物達はチンケな呪文唱えなくなって

しっかりと自然界全体が秩序を保っているでしょ。

 

だから、僕ら人間も

損得に振り回された感情、アホメーションなんか手放して

肌触りとカラダの感じる納得感をベースに生きてみて♪

 

湘南仙人:そこから、君の本当に必要な縁起が、自然と調和した“本物”の【ツキ】を運んでくるんじゃよ。フォッフォッフォ♪