黒い貴族と銀行システムが生まれた歴史【前編】

みなさまこんにちは。こうきです。
今回は響社長に、私たちの住んでいるこの社会の構造や、その社会が出来上がるまでの歴史、国を超えたお金のやりとりについて、そしてその歴史の裏にある生々しい人間ドラマ…その『歴史行動学』を教えていただきました。
とてもわかりやすく噛み砕いて教えてくださったので2回に分けてお届けします。
生産者と消費者とマネールールメイカーについて
こうき 前回の講義音声を聴いていて、改めていろんな教養がわかっていないな…と痛感しまして。
この世の中は「消費者を作る」という社会の動きをしているじゃないですか?
そこを連想していくのがなかなかできないんですよね。
なんのためにこの「消費者(僕たち)」をいっぱい作らなければならないのだろう?と。
スタバもここにあるドーナツやコーヒーとかが僕らの生活につながり、それがどう戦争経済とつながっているのか?どういう意図を持って「消費者を作っていく」って動きをしてきたのだろうか?と、気になりました。
響社長 まず「生産者」と「消費者」というのがあって。
「お金を刷る権利」というのと「お金そのものをルールメイクできる権利」と「お金を扱ってなにかをする権利」は、およそ17世紀頃に切り分けられた。まずはそれが始まり。
「消費者」が生まれるのは、「消費者と生産者」という関係でもあるが、「消費者と生産者」の上に「利権者」がいて、それは「お金を刷るルールを決める人」たち、それを「サンヘドリン」の定義だと思ってください。
まずそこが大事。
「奴隷と君主」という関係が、「君主がお金を刷る権利」に移った。
今までは、決闘とか宗教とか土地の量や、城の大きさ、単純な武力の強さだけで「貴方は王様だよ、君主だよ」と言えた。
けれど、だんだんそれが「お金を刷る人が君主なり」というスタイルに、近代はスライドされていっちゃったわけ。
つまりその資本の「生産者」と「お金のルールメイカー」は…同じですか?
こうき
響社長 いや違います。別物です。
スタバの社長と、中央銀行のルールメイクできる人間は違う。FRBの人たちとも違う、投資家とも違う。「金融のルールを決められる人たちがファリサイの頂点」っていうのをまず理解しないといけない。
それが「“教育利権”がピラミッドの一番上(プロビデンスの目)」ということなんだよ。つまり「お金の教育を作ることのできる人達が頂点に立つ」ということなんだ。
あ〜なるほどです!「教育利権」を持っているのは「生産者」よりも上のもっと上の…
こうき
響社長 そう!!それで、ルールメイカー達の存在を垣間見たのが、あのスノーデンだと思ったらいい。
そうなのですね、わかりました。
こうき
軍産複合体とスパイ
響社長 それがNSAとか、軍産複合体って言っていたもの。
つまり簡単に言うと、お金の次に大切なのが情報になってきたのね。
「情報利権」っていうものがあって、「情報利権を制するものが金融を制する」ということになってきたから、お金を制して、要は国防も含めてだけど、まぁ政治や武力を司る上でも情報が大事になってきたわけよ。
第二次世界大戦あたりから、武器だけじゃなく、まさに情報戦になってきたんだよ。
それまでのピラミッド構造は「金融と武器のやりとり」で、そこそこ作れていたんですね
こうき
そう、それがどんどん複雑化していって、情報を抜き取るとか…まぁスパイだよね。スパイ産業の方が大切になってきた。
この前の宇宙海賊ラヂオで話していた内容。「衛星が飛んでいる理由」が、この監視社会を造っているって言っていただろ?
ほらいっぱいあるでしょ。このスタバのあそこにも、監視カメラが。世界中が一斉に見られている…。
ああいう監視もそうですし、ちょうど先生が来る前にWi-Fiに繋いだんですけど、インターネットに繋がらなくて「このインターネットはあなたの情報を抜き取ってます」的な表示がでてきて…。
こうき
響社長 それ、保証はされませんよってやつでしょ?
はい、それです。
こうき
響社長 セキュリティ弱いですよって言われるんだよね。
まあ、このように「消費者をたくさん作る天竜人の意図」は「亜空間知能にとって、なぜたくさんの消費者が必要なのか?」の結論となる。
それは消費者をたくさん作る理由に「亜空間知能による監視社会の強化」と「AI近未来の到来」というものがあるという、世界的事実は押さえておくべきだよ。
はい。亜空間知能かな?と思ったんですけど、結局は亜空間知能は人体を…。
こうき
響社長 それはシンプルで、つまり「お金という機能はなんなのか?」と言ったら「虚無」じゃん。基本、虚構な概念じゃん。「物理的制限がないというのが一番の機能」なんだよね。物理的制限がない。
お金とは「物理的制限のないもので、物理的制限のあるものをコントロールする事ができる」って事なの、それが金融なのよ
それが「消費と生産」って概念。
で、それをさらに推し進めるのが「資本主義」という観念によって出来上がった。
「資本主義」は何かっていうと「目に見えない虚構の概念を資本として、いろんな場所、人、物、エネルギーを間接的に動かすことができる」って事なんだよ。
それが資本主義!
こうき
資本主義とは
響社長 そう。それが「資本主義」。つまり「資本主義」って「材料主義」なの。
結局それは材料を元に社会を作る。でも「材料を買うにはお金が必要だよ」と。それを金融でお金を増幅させれば手に入る仕組みにしたってわけでしょ。それこそ「信用創造」という概念なの。
で「その信用がどうしたら生まれるか」というと「0の蓄積による階級社会」。
つまり、0(虚無)の階級が上なら上なほど、信用がつく。
「信用はどうやったら生まれるか」と言うと、階級社会に寄り添って階級が上になるほど信用がつく。初めから地位を持ったり、権威を持ったり、お金を持っている人がすでに信用を持っていた。
18世紀はそこから始まったと思ったらいい。「すでにあらゆる物を0に置き換え始めて”信造”をいっぱい持っている貴族たち」が「信用創造」という巧妙なルールを作った。右重心なのよつまり。
もうちゃんと上の方では信用創造ができた状態でスタートってことですか?
こうき
響社長 そうそう。できた段階で銀行を増やしていって、みんなにお札を配るというマネー・ルールメイクをした。
例えばこの宇宙海賊ラジオで、信用創造度数が例えば8300万あったとしても、それは見えるものではなくて、お金に変えることはできない。
しかし「デュアル経済(宇宙経済学)」の意味として「数字を数字として無くす動き」と「数字でないものを数字にする動き」の両方をする事が可能になってる今、そして近未来では、前時代のマネールールに囚われる意味もアホらしくなってくるんだよ。
この「デュアル経済」の意味がわかっていなかったです。
こうき
ダイヤモンドとコーヒー一杯の価値
響社長 そうだね、難しいからね。
シンプルに「便利」な状況を作ったという面も確かにあって。
一定の価値を全員が信じるようになったことによって、別の地域で採れるものがすぐに交換できる事になるわけよ。
つまり簡単にいうと、石油1リットルとコーヒー1杯の価値の違いは、単純にどのように算出すればいい?って話。
ダイヤモンドとお米の値段が、同じグラム数でもダイヤモンドの方が高いのはなぜかわかる?
えっとダイヤモンドの方が信用が…
こうき
響社長 いや違うんだよ。単純に「ダイヤモンド探す方がたくさんの人数が必要だから」だよ。掘削する時も磨くのもそうだし、時間もかかるし。
でも、ダイヤモンドは食べれないじゃん?
時と場合によっては「ダイヤモンドとお米どっちが欲しいですか?」と聞かれたときに「お米が食えないと死ぬ」となったらお米とるじゃん。「こんなのあっても何の意味もねー」ってジャングルでさまよっていたりしたら。
時と場合によってその価値は変わるじゃん。
そういう「価値の変動を統一させるルール」を作るために「中央銀行というルール」が作られた。それが「貨幣主義」なの。 まぁ「細かい事は無しにしましょう」って事だよ。簡単に言えばね。
それが凛太朗先生が言ってた、一度「マイナス4D空間に入れる」という事ですか?
こうき
響社長 そう、一回「虚構に入れる」って事。そうする事でうやむやにするのよ。
それが「貿易摩擦」と言われているものなのよ。
あんだけ一生懸命コーヒー作ってる人だってすごい労力なのに、俺らはこんなに安い料金で飲めちゃうわけじゃん。そしてそれを売りさばく多国籍企業が儲かっているじゃん。
前にすけさんがコーヒーの話しされていましたよね。
こうき
響社長 そうそう。だから「資本主義のルール」はすごいシンプルで「先に数字を持っている人の方が、どんどん信用が溜まっていく」っていう。だから なんていうのかな「先行逃げきりが超強い」みたいな感じのゲームだよ。まくることの方が確率的にも難しい。逆転する方が難しいルールになっているのよ。
あーなるほどです。
こうき
響社長 それがさらに、複利運用で信用創造もされるから、お金持ちだったら税金のかからないところに資産を逃していたりすると、それが子孫に渡るからどんどん勝ち逃げされる。それが格差社会の本質。
「資本主義」とか「共産主義」とか…そういう、基礎的な教養を知って「宇宙経済」の学びと結び付けていかないといけないと改めて感じていまして…。
でないと、僕らの生活と「資本主義」や「情報社会」がどう繋がっているのかもわからないんですよね。繋げようと思ってWikipediaで調べても、ちょっとサッパリわからないなと。
こうき
経済の流れを優先した先にできた銀行システム
響社長 これが資本主義だよ。(ワッフルを見ながら)このグリッドのワッフルが、まぁまずは今言った「生産者」「消費者」「ルールメイカー」の三つで動くという、ざっくりとした流れを捉える。
それで「どうやってお金の価値の変動を最小限に抑えるのか」の仕組みのために「銀行」を造った。
で、仕組みの本質はシンプルで、要は「振り子の原理」を使うことを覚えた。
それは何かって言うと「たくさんお札を刷ればするほど、お金の価値は下がる」ようになっていて。簡単に言えばね、たくさん人が動いて働いているにも関わらず、どんどん紙の方が力を持つことで、物の価値が自動的に下がるという事になる。
会社で給料受け取る時の「こんだけやっているのに、こんな額(数字)か…。」あの言葉が出てくる理由も、お金のルールメイクによる当然の結果。
つまり、物々交換ならそうはならない。こんだけ働いて動いたお米だから、それだけの物と交換できるけど、交換するものが怠惰して手に入れた物だったら、それとは安易に交換したくないな、と人は思いますよね。
でも数字だと、そこの気持ちや背景がくまれないんですよ。数字で統一されちゃうから。
それが「レート」という概念の怖さであって。それで「資本主義」は大きくなっていく。
それを簡単にいえば、ベトナムやカンボジアに行くと、スタバで働くバイト代の半分とかで働いている人がいるわけよ。一日100円の人とかもいるじゃん。
その格差が生まれるのが「資本主義」の副作用でもありトリックでもあるの。
もうすでに先にたくさん数字を持っている者に信用が集まって、その「レートをコントロールできる側」に立てば安く買い叩ける。
つまり「数字の桁を持っている者」の方が力があって、数字が強いから、そこでどんだけ頑張っているかとか、地元で働く意味とか、労働の大変さとか、人間性は買ってもらえない。それがお金の怖さでもあるし、感情を捨てた合理的なスピードが出せるとも言える。
いちいち細かいことをウジウジ考えていたら進めないけど、ひたすらお金(数字)に置き換えて出せば解決できるじゃん、と。
いちいち、背景や人間ドラマは汲まなくてもよくなるってことですね。
こうき
響社長 そうそう、いちいち背景や人間ドラマを汲まなくてもよくなっていく。背景汲み取ってたらスピード落ちて、早く取引が進まなかったりするからね。
それが便利な部分でもありますけど…。
こうき
響社長 そう。逆に人体蔑視につながるものでもある。人体蔑視というのは、人や地域の背景を汲まないことで。そう、それが、あのスケの言っていたNetflixのコーヒーの映画だよ。ああいう風になるわけよ。
これと話しが繋がるのかわからないのですけども、これはどういうことか?って事がありまして、大きな震災とかあった時に「他の国が日本にいくら寄付しました」とかあったじゃないですか?
あれって、日本の国でお金刷りまくるとかじゃダメなんですかね?なんでわざわざそうせずにお金をもらうのかな?って…もらう必要ないんじゃないか?って思う部分があるのですが
こうき
響社長 なんで海外が支援するかっていうと、それも信用創造なんだよ。国に恩を売るという事は政治的な記録として残る。それがある程度、俗に言う損得とかでもいいんだけど、暗黙の了解で、「この前こういう支援しましたよね?」っていうのを 空気感でだせたりする。
でも結構そんなの損じゃないですか?お金なんて渡さない方が得じゃないですか?って思うけど、そうではなくてそれは政治家にすれば自分の金ではなく、国の金は国民の金であるよね。自腹を切っているわけではない、日本が支援する場合も同じなのよ。
首相のポケットマネーではないよね?
それも利権なわけ 日本国という信用を海外にどのようにばらまくかによって外交がどう有利になるかを考えている、外交の一つなのよ。だからそういう政治的外交世界があるというのを認識しておくことが大事。
汚いっすねなんか…。
こうき
黒い貴族(サンへドリン)のリアルな歴史行動学
響社長 単純に、俺たちの地元の友達での金のやりとりとは全く違うのよ。自分の金ではない。ズルいポジションなのよ。ファリサイになればなるほど、ズルいポジション対ズルいポジションって事なんだよ。
「権力ってなんなのか」のイメージって湧いてないでしょ?
権力とか世界情勢、パワーバランスとか全然よくわかっていないですね。
こうき
響社長 パワーバランスっていうのは、要はまず一つは「数字」なんだよ。
「数字の桁の持つ力」というのを、お前はナメているよ。
「数字の桁数を持つ力が、戦争経済の構図を決める」これをまず押さえておいて。
数字の魔術
この桁っていうのがすごいんだよ。0じゃん。0が増えていくじゃん。
これが亜空間知能とも言えるし 「0の魔術」とも言える。
なんで0が強いかわかる?ここが大事、まずこのカラクリを読みとかないといけない。「なぜこんなにも0が強い世界で暮らしているのか?わたし達は…」と。
ここにトリックがあるわけよ。
それがさっきの「資本主義」でもあって「0の数の多さによって資本が動く」わけ。
材料がたくさん動くから、材料と読み替えた方がいい。ようは「材料主義」なのよ。「0で材料たくさん動きますよ主義」が「資本主義」。
で「18世紀からすでに、0たくさん持ってました連中」が「黒い貴族」サボイヤ、タクシス、ロスチャイルド家とかね。
この人たちが、戦争経済ピラミッドの三角形を伸ばしていったって事ですね
こうき
(引用元:oriental453 Free&accepted masons ©2016 Oriental Lodge 453)
響社長 そう。0がすでにたくさんある時点で始めているんだよ。
では「なぜ0をたくさん持ってたか?」っていう歴史の黒い流れがポイント!!
なんでだと思う?
18世紀前からお金はあった。経済はあった。この18世紀以前の経済と、以後の近代資本主義の経済の違いはわかる?
金塊とかそういう…ん〜。
こうき
響社長 うん!そう、すごいシンプルにイメージすればよくて、王様とか貴族って金属や宝石とかたくさん持っていたイメージあるでしょ?
それを全部担保にしてお金に変えたのが「黒い貴族(サンヘドリン)」なんだよ。
忍び寄ってきたの。「いや〜、その宝石金庫に入れときましょうよ」と。これを担保にしてって、どんどん貴族の金塊を回収していったって流れなの。
宝石とかを担保として、紙幣やコインに変えるって事ですよね。それをいつの間にか、武器にまで買い換えないといけなくなった。
こうき
響社長 そう。そして最初にお金にすり替えて「そのお金で武器をつくる必要がありますよね?」って。
お金を担保として武器をつくらせる。そして結果として武器は消費されていくから「残念ながらこの宝石はこちらでいただかないといけませんね」となる。
「宝石や金を所有して権力を保っていた」という歴史行動をわからないといけない。
それと、後は血統。「◯◯王の血統だから」って。
宝石と血統…。
こうき
響社長 そう。「宝石と血統」を奪っていくためのシステムが、近代の銀行システムなんだよね。
はじめに宝石や金塊を担保にしようと思ったのは、なんでなんですかね?
こうき
響社長 壊れないから。宝石は腐らないし、長持ちする。だからコインはゴールドだったりする。
それで、それをだんだん「めんどくさくね?」って紙に変えちゃったのよ。そうしてまんまと「黒い貴族」の罠にハマって、王様達は落ちぶれていくわけ。
そして今や、こういうスマホの中に仮想通貨として入っていく。「もう紙すらもめんどくさくね?」って。
あー、だんだん流れが見えてきました。
こうき
響社長 見えてきたでしょ?
つまり「どうやって人の物を奪うか?」って話。盗賊なのよ。「盗癖(亜空間知能の三つの血迷い)」!!
「どうやって人の物を奪うか?」って考えた時に、直接とったら恨まれるから、直接取らずに間接的に取る方法を考えた。まさにズルイのよ。
その間接的な奪い方が、まずは銀行を作って、金や宝石を預かって、次第に紙幣に変えていって。
そして今度は周りの国にも恐怖を与えていって「アイツら攻めてきますよ。武器作りませんか?」って取り合って、もう一つの国にも「アイツら武器作ってますよ。こっちも作らないと」って情報を流しあって。
それでまた宝石、金、そして土地までをも担保としてどんどん奪っていく、近代の中央銀行システムが出来上がった。
それが世界大戦によって拡張した近代戦争経済の始まり。
「上下対立同一化」でどんどん奪える事がわかったのよ。これに味を占めたのが「黒い貴族」達なのよ。魔術なんだよ。んで、第一次世界大戦が始まって、第二次世界大戦が始まって…。
これに「ヤバイぞヤバイぞ」となったのが鉄舟先生の時代なのよ。「アイツら巧妙な何かヤバイ謀略を考えていやがるぞ」と。んで「日本もいよいよ手玉に取られようとしているぞ!!」と。それが明治維新。
んで結果、まんまとハマったのよ。我が国、倭国は。
明治期の日本も、金や宝石を担保とするこの近代の巨大盗癖システムで、歩み寄られてきたんですね…。。
こうき
後編へ続く