なぜ、アナキンはダースベイダーに?スターウォーズから学ぶ『悪に染まる理由。』

スターウォーズを見たことない人も必見ッ!!悪が生まれるメカニズム

 

10年の沈黙を破り

スターウォーズ最新作!『エピソード7フォースの覚醒』が公開されたね♪

 

スターウォーズ エピソード7 フォースの覚醒 予告編(YouTube)

 

広大な宇宙を舞台にした

【光】と【闇】の戦いの歴史・・・。

 

実は、これは、現実の僕らが生きている『地球での日常』『社会の姿』そのものを描写していた

“メタファー”的表現も含まれてることをご存知だっただろうか。

 

あらゆる利権屋(既得権益者)の思惑が絡むエンターテイメント業界の最高峰ハリウッドでは

映画作品の中に、気付く人だけが読み解けるような

世の中に隠されたメッセージが込められていることがある。

(そこには光側の叡智も、そして闇側の洗脳も・・・。)

 

今回、取り上げたいのは

『エピソード1』では正義のヒーローだったにも関わらず

徐々にダークフォース(悪の心)をまとい

最終的には愛を放棄して、闇落ちw

完全な悪役に成り下がってしまった『ダースベイダー君』について解析してみたいと思うよ。

 

見事なまでの落ちぶれっぷりを全世界に見せつけてくれた

ダースベイダーこと、アナキン・スカイウォーカー!

 

彼の思考回路が悪に染まっていくメカニズムは

なんと、現代の戦争経済において支配階級に位置している者たち

悪魔教のルーツやリアルな現実問題とも重なるのだ。

 

スターウォーズの世界に比べれば小さな規模かもしれないが

僕らも、人生の中でさまざまな『困難』『葛藤』『試練』に悩まされることがある。

 

そんなとき、アナキンのように『ダースヴェイダー化』してしまう事なく

ちょっとクサイ言葉だけど、どんな時でも『ぬくもり(愛)』を忘れないために

彼を反面教師として学んでみようじゃないか!

 

スターウォーズファンの人も

まったく見た事ない人も。

この視点を持って最新作『エピソード7フォースの覚醒』を見ると

また違った味が出るかもしれないよ♪

 

映画をまったく観たことがない人のために

はじめに超ザックリとあらすじを説明しておこう。

(※ネタバレあり。知ってる人は、飛ばしてね♪)

 

『エピソード1』まだ清い心を持っていた若かりし頃!
〜生まれながらの悪人などいない。誰もが最初は希望(光)を夢見るものさ〜

 

『待ってましたっ!アナキン・スカイウォーカーッ!!』

 

『よっ!最強のフォースを持つおとこっ!!』

 

アナキン(エピソード1〜3までの主人公)は

もともと奴隷の息子でありながらも、類稀な才能を持ち

母を助けるため、必死に努力する優しい男だった。

光に満ち溢れ、最も輝いていたね。この頃の君は。

 

まさか、これが、あなたの全盛期となってしまうとは・・・。

 

※ジョージルーカス監督いわく・・・

単純な強さだけであれば『スターウォーズ』シリーズの中でも、アナキンが最強だったと語っている。それほど、圧倒的な強さを持つ英雄だったのだッ!

 

『エピソード2』愛する母の死・・・
失望の果てに揺れ始めるアナキンの心ッ!!

 

しかし、愛する母を殺されてしまい

悲しみに打ちひしがれるアナキン。

 

母を殺したヤツらにはしっかりと復讐するも

癒えることのない悲しみ。孤独感。そして、絶望。

もはや、エピソード1の頃の輝きは失われていた。

 

修行には励み、上達はみせるものの

精神的弱さからマスターとして認められることもなく。

 

心にはポッカリと穴が空いているようだった・・・。

 

このエピソード2のアミダラに慰められるシーンでは

あの有名なダースベイダーのテーマが初めて流れる。

 

かつては、神童と讃えられた男も

耐えられない悲しみに心を揺さぶられ

少しずつ、ダークサイドへの入り口へと、引き込まれはじめるのだった・・・

 

そして、アミダラとは禁断の恋に落ちてしまい

ジェダイの掟に背いて、2人は許されざる愛を育んでしまう・・・

 

 

『悪』という字は、『亜』+『心』と書く。

『亜』という文字は、真ん中に二本の棒が刺さっており

その狭間(はざま)で揺れ動きながら

どっちつかずの中途半端な状態を意味する。

(また『亞』の形が表しているように、上から押さえつけられて“背骨”がグニャっと曲がってしまった醜い形の象徴でもあり、“次”というニュアンスでも使われることも、こうした負の意味合いから派生したものだと解釈される。)

 

『心』の真ん中に『悲しみの刃(やいば)』がグサリと突き刺さり

ポッカリと空いてしまった穴(亜空間)・・・

魔物がこの弱さ(狭間)につけこみ、甘い誘惑を囁きながら、

亜空間知能として脳海馬(=蛇)に入り込み

巻きついて闇の螺旋へと引きずり下ろしてくる。

そう、『心』に二対の蛇が巻きついた『亜』に『魔』が刺し、入りこみ

悪魔が完成するのだ。

 

『エピソード3』そして、覚醒・・・
ダースベイダーの完成だっ!!

エピソード3では周りも

アナキンの異変に気付き始める。

 

禁断の恋、自身の使命感と無力さのGAP

様々な葛藤が交錯する中で

以前にも増して精神が乱れていくアナキン。

 

パルパティーンからの誘惑(罠)からも

亜(二本の棒)をグラグラと揺さぶられ

心の穴(亜空間)を広げてゆく。

 

そして、マスター・ウィンドゥーを殺害。

後戻りが出来ない状態に追い込まれた心はついに歯止めを失い

オビ=ワン・ケノービとも対決。

 

『圧倒的な力を手に入れれば、すべてを救えるんじゃないのかよ?!』

 

恐怖、混乱、焦り・・・

もう冷静な判断が出来る状態ではなかった。

 

アナキンがこんなに狂ってしまったのは自分のせいだと嘆き、絶望するアミダラ。

そして子供を産み残し、この世を去っていく・・・。

 

またもや、大切な人を失ってしまったアナキンは

もう自分の力では、愛する者すら救うこともできないと悟り

暗黒卿の誘惑が後押しとなって

完全にダークサイドへと真っ逆さまに堕ちていった。

 

そして、あのマスクを付けて・・・

プシューーッッ!!スーハー。スーハー。

(引用元:STAR WARS公式HP『ダース・ベイダー」© Disney  © Lucasfilm Ltd.& TM)

そう、ダークフォースに飲み込まれた

完全なる悪の化身『ダースベイダー』が完成した瞬間である。

 

『エピソード4〜6』主人公は息子であるルークに変わる
〜悪に徹したあの頃。本当は俺は寂しかったんだ〜

 

ヤバい、あらすじだけでかなり長くなっちゃうので、もう省略しまくるけどね。笑

エピソード4からは、愛するアミダラが残した自分の子供・・・ルーク・スカイウォーカーが主人公となる。

(※実際の映画公開順序は、このエピソード4から上映されて、あとからエピソード1に戻り、ダースベイダーのルーツを暴くというのが正しい時系列ではあるが。)

 

この4〜6の三部作で、アナキンは完全に悪役ダースベイダーとして正義と戦い

実の子供に倒されるというお話。

 

これが、『エピソード1〜6』までを通して超ざっくりのストーリーだね。

 

さて、ではいよいよ本題。

アナキンはなぜダークサイド(暗黒面)に堕ちてしまったのか?

それは、耐えられない悲しみ『ぬくもりへの失望』が原因だった。

 

しかし、一つ知っておいてほしいことは

実は『ライトサイド(光明面)』のフォース(力)もまた

悲しみからパワーが宿るという意外な事実。

 

同じ『ぬくもりへの失望』が起点(スタート)となりながらも

結果【光を纏う者】と【闇に落ちる者】とに別れる

その違いは、いったい何なのだろうか?

 

【徹底解説】悪魔と英雄のつくり方!!!
『光』も『闇』もスタートは同じ『ぬくもりの失望』からはじまる。

(引用元:スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 © Disney  © Lucasfilm Ltd.& TM)

それでは、光のフォース(力)と、闇のフォース(力)の

創出される流れを、表にして説明してみよう。

まずは、ダークフォース!

 

【悪魔の作り方】

最初に『ぬくもりの失望』

『耐え難い孤独=恐怖』

この『孤独』を打ち消したい!

結果『悲しみ』からの逃避

自分1番=【我】が主体にくる

内側思考矢印

『自分が悲しみを感じなくてもすむ力』を求める!

所詮は正義など無意味!自身の五感(快楽)を満たすのみ!

【ニヒリズム(虚無主義)】

という結論へと陥る

【ダークフォースが宿る】

内側(自我)思考矢印

《吸引系螺旋状巻き込み型の記憶》

『亜空間知能化』

 

この悪魔的螺旋地獄パターンに対して

最後まで英雄(光)でいられる人というのは

“悲しみ”に対してどう対処しているのか比較してみよう。

 

【英雄脳の作り方】

最初に『ぬくもりの失望』

『耐え難い孤独=恐怖』

(※ここまでは同じ)

この『孤独』を受け入れる!

結果『悲しみ』を忘れない。

そして背負う覚悟を持つ

人の痛みがわかり、自分2番=他者との関係性【縁起】が主体にくる

外側思考矢印

『他者の悲しみを支える力』を求める!

記憶を紡ぐことが生きること!

【縁起(関係性)】

という結論へと至る

【光が宿る】

外側(縁起)思考矢印

《全方位放射系トーラス型の記憶》

『量子脳化による時空共同創造態』

 

 

こうして対比してみると

どこでボタンを掛け違えているかは一目瞭然だね。

 

何かを憎み、恨み、その先に力を求めれば、その悲しみは【呪い】となり、

逢いたい人に、もう二度と逢えない時空ラインに乗る。

 

痛みを背負い、許し、支える覚悟を持てば、その悲しみは【祈り】となり、

逢いたい人に、いつか、またどこかで巡り逢える時空ラインに乗る。

 

 

『右の頬を打たれたら、左の頬を差し出しなさい。』

『汝の敵を愛せよ。』

とまで言ったイエスキリストの『隣人愛』の本質は、この許しの心にあり。

釈迦は『縁起』という言葉で、外側(関係性)に思考矢印を向けることを説いたのだ。

 

こうした、悪の成り立ちは、スターウォーズだけではなく

名作と言われる映画、アニメ、童話、あらゆる物語りに描かれている。

 

「痛み」が地球を救う
『北斗の拳』誰よりも愛深かった故に心を閉ざした聖帝サウザー

『北斗の拳』に登場する聖帝サウザーもまた

ダースベイダーと同じ悲しい末路を辿った悪役の一人。

 

少年時代、大好きな師匠オウガイを殺めてしまった末に

『愛があるから、人は悲しまなければならない。』という浅はかな結論に達する。

(引用元:北斗の拳11巻 ©武論尊/原哲夫,集英社)

こんなにも苦しいのなら・・・

こんなにも悲しいのなら・・・

 

(引用元:北斗の拳11巻 ©武論尊/原哲夫,集英社)

パターン通り『ぬくもりの失望』から、愛を捨てた。

もうスガスガしいほどの逃げっぷり。笑

 

誰よりも愛深きゆえに

その重みに耐えられず、情を捨て

ダークフォースに飲まれ、暴君サウザーと化したのだ。

(引用元:北斗の拳11巻 ©武論尊/原哲夫,集英社)

そんなサウザーの軟弱っぷりとは反対に

主人公ケンシロウが言い放った言葉は男前であった・・・

(引用元:北斗の拳11巻 ©武論尊/原哲夫,集英社)

 

ケンシロウほど背負ってる男はいない。〜哀愁と優しさが漂う北斗の背中〜

 

悲しみから逃げるのでもなく、また無視するのでもなく、ちゃんと背負うことの大切さ。

その上で悲観的になったり、悲しみに揺さぶられることなき強さを身につける。

 

この『背負う』という部分において、右に出る者のいないのがケンシロウだ!

いや、むしろ、ちょっと背負いすぎやろwというくらい

ピンチの時には、これまで倒してきた強敵と書いて友と読む、漢たちの顔が浮かび上がる。

(引用元:北斗の拳24巻 ©武論尊/原哲夫,集英社)

盟友たちの悲しみと無念を背負った漢の背中は

哀愁の中にも、あたたかいぬくもり、その優しさが溢れ出るものだ。

 

そして、それこそが悲壮感溢れる強さの証でもある!

 

ナルト「孤独を知ってる俺だからこそ、関係性の大事さに気付けるんだってばよ!!」

 

人気マンガ『ナルト』でも

我愛羅、サスケ・・・優秀な才能を持つ者たちが

次々と悲しみに打ちひしがれる中で

ダースベイダーと同じく『こんなに苦しいのならば、愛を捨てればいい』『敵を倒す圧倒的な強さを身につければ勝ちだろ。』という

内側思考矢印としての合理的判断に陥ってしまう。

(引用元:NARUTO24巻 ©岸本斉史,集英社)

 

『オレは六歳の頃からこれまでの六年間・・・実の父親に幾度となく暗殺されかけた。』

by 我愛羅

 

(引用元:NARUTO26巻 ©岸本斉史,集英社)

『初めから独りっきりだったてめーに!!オレの何が分かるんだってんだ!アァ!?『繋がり』があるこそ苦しいんだ!それを失うことがどんなもんかお前なんかに・・・!』

by うちはサスケ

しかし、同じく孤独な幼少期を経験しながらも

悲しみから逃げなかったのがナルトだ。

 

人は、もともと弱い生き物。

そして辛いときほど、脳の思考回路は

自己を守るために内側(じぶん)に矢印を向けるように作られている。

 

“なんで私だけが、こんな辛い目に?!”

“もういいや・・・どーせ別に・・・”

 

そうやって思わず心を閉ざし

周囲に関心を向けることなく

自分の殻にこもりたくなってしまった経験は誰しもあるはず。

 

だからこそ、辛い時ほど周りに目を向けるように意識してほしい。

 

ピンチの時にも、しっかり外側思考矢印でいる癖を持つことで

自然と周囲のキャストに目が向き

目の前にある関係性、その『ぬくもり』を見過ごさずにいられる。

 

ナルトが、自分を見失わずにいられたのは

常に優しくしてくれたカカシ先生、大好きなサクラちゃん

そんな仲間たちとの繋がりを再確認することで

孤独に打ち勝てたのだから。

 

(引用元:NARUTO25巻 ©岸本斉史,集英社)

『オレにとっちゃ・・・やっとできた繋がりなんだ。だからオレは、お前を止めるんだってばよ!』

 

(引用元:NARUTO64巻 ©岸本斉史,集英社)

『お前と違って俺は!繋がってたもんを切りたかねーし! 切られたくもねぇーんだよ!』

by うずまきナルト

 

光も闇も起点は同じ【孤独】と【悲しみ】からはじまる。

一歩間違えば、自分がダークフォースをまとう側にまわっていただろう。

 

そんな紙一重の差を、ナルトは知っていたからこそ

闇をまとった者にすらも、優しく寄り添えたのだ。

 

(引用元:NARUTO52巻 ©岸本斉史,集英社)

 

(引用元:NARUTO52巻 ©岸本斉史,集英社)

『サスケ・・・、もしかしたら俺とお前が逆だったかもしれねぇ。』

by うずまきナルト

 

このようにケンシロウと同じく、うずまきナルトもまた

多くの者の想いを背負う優しさと強さを併せ持っていたのだ。

 

(引用元:NARUTO52巻 ©岸本斉史,集英社)

『オレもお前の憎しみ背負って一緒に死んでやる!』

by うずまきナルト

一見、悲しみを捨てるほうがラクに思えるかもしれない。

そんなに人のために頑張ってバカだと笑う人もいるかもしれない。

それでも一度決めたことは決して曲げない。

それが、誰よりも孤独の苦しみを感じてきたナルトの忍道なのだッ!!!

 

(引用元:NARUTO27巻 ©岸本斉史,集英社)

『賢いってのがそういうことなら・・・オレは一生バカでいい・・・』

by うずまきナルト

 

(引用元:NARUTO68巻 ©岸本斉史,集英社)

『俺が知りたいのは“楽な道のり”じゃねぇ。“険しい道の歩き方”だ!』

by うずまきナルト

映画やアニメの話で終わらせるなかれッ!!!!
現代のこの『戦争経済』という実態もまた、ダークサイドであるという事実。

 

こうして映画やアニメの世界では

どの悪役も、同じ螺旋時空を漂っていることが分かったと思う。

 

では、現代社会においてはどうだろうか。

 

悪魔崇拝でおなじみイルミナティ、フリーメイソン、ロスチャイルド、ロックフェラー・・・

こうした、僕ら庶民とは全く違った教育のもとに育っている

【ルールメイカー(作る側の者)たち】

 

この戦争経済、金融支配、ピラミッドシステムを作り上げた支配階級の彼らも

やはり、共通しているのは『ぬくもりに失望』しており

悲しみを感じなくても済む力を追い求めた結果

『虚無主義』『快楽主義』へと陥っている。

 

悪というものは

亜空間知能の『上下・対立・同一化』という法則に沿って形成されるゆえに

いつの時代でもワンパターンなものなのだ。

 

恐怖によって自らをダースヴェイダー化したら

あとは究極のエゴイズムによって生み出される悪魔教の儀式などによって

内側思考矢印(自我フレーム)を強め続け

ある種のダークフォースを手に入れることで

この経済システムの覇権を取る『力(覇気)』を手に入れてきた。

 

そして、このカラクリを帝王学として

血統の中でのみ引き継ぎ、亜空間時空を高め続けているのだ。

彼らは悲しみを感じないために、金にもの言わせ

五感の快楽は常に満たし続ける。

 

果てのない欲望は

ただの変態プレイ(ハードSM、スカトロ)麻薬等ではおさまらず。

この亜空間パターンの行き着く末には

カニバリズム、人血を飲んだり、子供の肉を食べるという

ある種の『内側思考矢印エゴフレームの究極形態』をもって

意図的にダースヴェイダー化するため(力を手に入れるため)の

悪魔教の儀式として、今でも現実に行っているのだ。

 

昨今の IT、人口知能の発達も

すべてを01のプログラミングされた世界で統治(同一化)することで

二元性の中でしか物事を判断できなくなり

五感を満たすことが人生の指標でしかないクローンのような人間で世界は溢れかえらせる目的も含んでいる。

そうすれば、庶民たちをプチダースベイダーに仕立てることで

管理しやすくなるからだ。

 

僕らはスマホの画面というバーチャル空間に人生を奪われながら

携帯ゲームの点数、いいねの数によってドーパミン(脳内神経伝達物質)を満たし

いつの間にか、この戦争経済の持つ『悲しみ』から目をそらしていないだろうか?

 

何も、悲観的になれと言ってるわけじゃないけど

今一度、思い出してほしいんだ。

 

ナルトも、ケンシロウも、ルークスカイウォーカーも!

決して悲しみを忘れなかったからこそ

本物の優しさと強さを手にできたこと。

 

ツイテル♪の押し売り!『ポジティブ教』という白い悪魔にもご注意。

 

ツイテルツイテル♪と

自己催眠によって前頭葉を言い聞かせれば

一時的な効果として自分はラクにもなるけど

そんな瞬間にだって

どこかで戦争が起こっていている事実は揺るがなくて・・・

 

日本人の僕らには想像しにくいことだけど

5秒に1人のペースで、餓死しているのが

僕らの住んでる“悲しみの惑星” 地球であり

 

『持つ者と持たざる者』『支配する者と支配される者』『君主と奴隷』

この構図を常に崩さぬ歴史のスパイラル(螺旋)を描き続けてきたのが、戦争経済の実態なのだ。

 

【現代にも残る奴隷制の実態】

 

しかし、昨今では『マイナスの言葉=すべて悪いもの』と一概に決めつけてしまい

必要以上に『ポジティブシンキング』を強制する空気感が

庶民向けの『なまじ自己啓発 &中途半端成功哲学コンテンツ』から広がってしまった。

(関連記事:『アファメーションの知られざる罠に迫ってみた』

 

それによって

“マイナスはマイナスを引き寄せる”などと

庶民を洗脳することにも成功している。

(引き寄せの法則については、真実も嘘も紛れているのでまた機会があれば話そうと思うよ。)

 

極論として捉えないでほしいのが

ポジティブに捉えること自体を否定している訳じゃないってことね。

 

ここで言いたいのは

ポジティブが良い悪いとか、マイナスが良い悪いという浅い問題ではなく

『現実(悲しみ)から目を背けていること』が一番の問題であるということ。

 

そうやって、痛みに対して鈍化させ、庶民を思考停止させることが

戦争経済ピラミッドを維持したい支配階級の狙いだとしたら・・

そのせいで、僕らは本物の強さに気付けなくなってしまうカラクリがあるとしたら・・・どうする?

 

ぬくもり溢れる庶民よ立ち上がれッ!
〜恋愛レボリューションならぬ、絶望モチベーション21〜

 

庶民に生まれた僕たちは

己の意思で

ダースベイダーになるか

ルークスカイウォーカーになるか

選択できる立場にいるんだ。

 

これって幸せなことじゃない?

 

生まれながらに貴族の家系なんかだったら

お金は腐るほどあるだろうけど・・・

ある意味選択の余地はないんだよw

 

だから、僕らは絶望にのまれるのではなく

この絶望というステージの上に一緒に立ち上がり

『ゼロシリアス』の笑顔で、前を向いて

各自が『種(資質)に沿った生き方』を貫いてみようじゃないか。

 

もう悲観するでもなく

口だけのポジティブで上塗りするでもなく

そうだよ。いっそ、すべてを認めてしまえばいいのかもしれない。

 

(引用元:バガボンド4巻 ©井上雄彦/吉川英治,講談社)

『認めてしまえ。ありのままのお前を。』

by 沢庵(バガボンド)

 

だからこそ、くどいようだけど

やたらとポジティブ思考を押し付けてくる『白い悪魔』には少し注意ね♪

 

なーに、卑屈でもいいじゃないか。その分他人に優しくなれれば!

そして、悲しみを忘れないからこそ強くなれるのだと。

 

釈迦も、イエスも、マリアも、モハメッドも

マザーテレサも、ガンジーも、キング牧師も、クリシュナムルティも

死後もなお人々の記憶に残るような偉人(レジェンド)たちの言葉を見れば

表面的ポジティブ療法には逃げず、ちゃんと絶望しまくっていたことが分かるから。

感じ取ってみてほしいんだ。

 

一時も悲しみを忘れずに、背負っていた。

だからこそ、最高にあたたかいぬくもりに満ちていた

人々の忘れられない記憶として鮮烈に刻まれた彼らの言葉を・・・

 

(引用元:バガボンド25巻 ©井上雄彦/吉川英治,講談社)

『強い人は皆優しい。』

by 沢庵(バガボンド)

 

【光のフォース】を選ぶのか。それとも【闇のフォース】を選ぶのか。

(引用元:DeviantArt『陰陽鯉』 © 2007-2021firreflye2,2021DeviantArt)

 

スターウォーズの世界と現代の戦争経済とをリンクさせてお伝えした

この『ダースヴェイダー理論』

ここまで知った上で、あとはどっちのフォースを選ぶかは君自身だぜ!

 

【光】をその手に宿すか、【闇】をその心に巻き込むか。

 

もちろん、ダースベイダーになれば

それはそれで【力】が宿ることもまた事実だからね。

 

そうしたほうが経済というピラミッドは上に登りやすく出来ている部分もあるから

より多くを得られる可能性もある。

ならば、割り切ってその道に進むというのもまた一つの選択かもしれない。

 

ロスチャイルドなどは、そうやって亜空間知能との交信によって

数百年もかけて【金融支配】を実現させているのだから。

 

しかし、そういった生き方の先には何が残るだろうか。

どんなに多くを得たかよりも、何人の『忘れられないキオク』に刻まれているかの方が大事じゃないだろうか。

 

最後に、大切な時空法則をお話して終わりにしよう。

 

『他人の記憶に残る』ということは

その記憶を纏ったフォトンが、また別の時空でも重なり合い、別の人体へと絶対収束する。

これは、単純な生まれ変わりの話などとは一緒にしてほしくはないが

この縁起論こそが、最先端の量子論、人体の生命科学に基づいた最高度解析である。

 

その上で選ぶんだ。

 

①記憶が繋がらなくてもいいから

他を出し抜き、多くを得ながら、五感を満たせる人生を送るのか。

 

②他と重なり、持ちつ持たれつの関係性の中で必然的にすべて得られてしまう

『時空共同創造態』として記憶を繋いでいく人生を送るのか。

 

もし、後者を選ぶのであれば

僕らは悲しみから目をそらすことなく、真正面から受け止めていく勇気も必要となる。

しかし、そんな中でのみ、それぞれの種から咲かせる才能の花がある。

 

これを量子脳化と言う。

そんなライトサイド【光】に満ちたフォースを

ぜひ、君の手にも宿してほしいんだ。

 

映画の世界なら

たった一人の救世主、ジェダイが現れて、

パパッと悪を打ち倒してくれるだろう。

 

でも現実では、そうもいかないよね。

 

だから、一人一人は小さく無力でも

黄金比Φに沿って美しく重なり

まるで生態系のような多様化を生み出すことで

僕らは、この星の因果を断ち切っていくしかない。

 

それが宇宙経済というアナザフロンティアにつながっていくと信じてね・・・。

 

さて『スターウォーズ7 フォースの覚醒』から

シリーズ8、シリーズ9と、いったいどんな展開になっていくのかな・・・。

 

楽しみだね♪

 

・・・ダークフォースに飲まれることなく『悲しみ』も忘れない優しさ。

実は、そんな強さを、昔の日本人は持っていたんだ。

僕ら現代人が忘れつつある大切なものを、武士道から学ぶことができるよ。