歴史をも動かす?聖なる骨?『仙骨』に隠された秘密とは!

 

「仙骨」

最近にわかに注目をあびはじめている仙骨。

最近では、「仙骨」にまつわる健康法の本も数多く出回りはじめた。

もう知らないなんて言わせない。

今回は仙骨について、学び直していきましょう。

それではまず、

仙骨ってどこにあるの??

 

仙骨とは?

正面から見るとこの赤く囲ったところ。

骨盤の中心にあるここが仙骨だ。

背骨の一番下に位置し、骨格の中心となる。

そして上半身と下半身を繋げる大切な骨でもあるんだ。

 

また、仙骨の語源を調べると、古代ギリシャ語で「聖なる骨」を意味する言葉から派生している。

仙骨のことを、

昔は英語で’Holy Bone”(聖なる骨)と呼び、

現在でも”sacrum” (神聖な骨)と言う。

“sacrum”の語源はラテン語の “sacer”(神聖な)からきている。

また「聖所、神殿」の意味もある。

ドイツ語では Kreuzbein(十字架の骨)で、いずれも聖なる言葉が名前になっているね。

他にも、仙骨には神聖な意味を表している種々の説があるんだよね。

仙骨は神聖な生殖器 genitalia を保護するから神聖な骨と呼ばれる説

古代エジプトにおいて、仙骨は「オシリス(豊穣の神、冥界の支配者)の背骨」と呼ばれ、人体の中で最も神聖な部分とみなされていた説

仙骨は、死後一番最後まで腐敗せずに残る部位であり、復活の際には仙骨から肉体が再構成されるというユダヤ人の伝説。

仙道においては、仙骨が出ていることが仙人になれる条件と言われていた説

などなど。

また、杉田玄白らがオランダ語から訳した解剖学書「解体新書」では、

仙骨のことを「護神骨」と訳している。

神をまもる骨!!

後に→「薦骨」(神に薦める骨)→「仙骨」と簡略化されていった。

このように、「仙骨」は、ただの骨じゃ終わらない香りがプンプンする。

大切な秘密が隠されているのは間違いない!

 

なぜ仙骨を反ることが大切?

骨格としての中心にある仙骨。

仙骨は脊柱起立筋せきちゅうきりつきんの中心部分と繋がっていて、仙骨は人体における動きの中心支点。

上半身は仙骨の1点で支えられていて、仙骨で受けた上半身の力は恥骨~股関節を通して両足へと伝えられるようになっている。

なので仙骨を正しく反れるようになることで、骨盤も背骨も正しい位置になり、はじめて正しく立てるようになるんだ。

 

ここで、「毎日当たり前のように立ってるんですけど・・・」

なんて思ったアナタは、この先を読み進めることをおススメする。

実はほとんどの人が立ててるようで、ちゃんと立てていない!

正しく立てていないからこそ、悩む必要のない体の不調に悩んでいるのだから・・・

現代人が仙骨を反れなくなった理由はさまざまある。

現代の生活習慣による姿勢の偏りが原因であったり、

コンクリート社会になり足首が固まってしまったり、

いろんな要素が複合的に重なりあって、

重心が上がってしまって仙骨が反りにくくなってしまった。

 

すると、本来の立ち方ができなくなり、

体をバランスよく使うことができなくなったんだ。

 

そんなガタガタな体の使い方の影響で、

自律神経のバランスも崩れてしまい、

鬱になってしまったり、免疫力が低下し、

病気になってしまったりしてしまう。

 

これだけみても仙骨がいかに大事かわかるよね。

 

仙骨からのメッセージ

そんな仙骨、ほかにも色んなことを教えてくれるよ。

仙骨(仙腸関節)の前後の柔らかさは適正協力のシンボル。

仙骨の反りの硬さ=人と繋がり抜けない弱さと浅さを現す。

つまり、ここが固いと人に対して適正協力ができない。

人は人、自分は自分。といったように、分離観測して協力できない。

他人事はどこまでもいっても他人事でしかない、冷たい非協力傾向になってしまうんだ。

また、レアケースもあり、逆に仙骨が反りすぎている傾向の人は、人と繋がり過ぎてしまい過剰に協力をしすぎて、その人自身が自分で解決すべき問題までも解決してあげようと、情に流されやすくなる傾向にあります。

自分の課題と人の課題の同一化してしまって、踏み込みすぎたり、甘やかしすぎたりして、人の学ぶ機会を奪ってしまったりして仕舞うんだ。

つまり、仙骨を適度に反れれば、迷いを断ち切る決断力が湧いてくるんだ。

日常にテンポが生まれ、人とどんどん協力していくことができる。

最近「ノーと言う勇気」なんて良く言われるけど、

どう断るかと悩みまくる前に、まずは仙骨を反ってみよう。

仙骨を反ることができれば、上手に適正距離で断ることができるようになるはずだ。

 

あと、付け加えておくけど、腰が太くて強そうだから決断力も強い、ということでも無いから注意してね。

腰の見た目の強さではなく、ちゃんと仙骨を立てられることで、物事がパッ!と決められるようになるよ。

そうして、人との関係性が良くなる。

仙骨を立てることで一石二鳥どころか、一石十鳥くらい、大事な部位なんだ。

 

和服に隠された『和テクノロジー』と『仙骨』の関係

ここで、せっかくだから仙骨にまつわる

マル得な和教養を一つプレゼントしよう!

次の写真を見て欲しい。

(引用元:INDEPENDENT/ Young women walking with umbrella by Felice Beato, 1865 © : Galerie Verdeau, Paris/The London Photograph Fair(Galerie Verdeau, Paris / The London Photograph Fair))
(出典:戊辰戦争中の薩摩藩の藩士。フェリーチェ・ベアト撮影)

明治時代の和服を着た日本女性の写真。そして江戸時代の袴を着た侍の写真だ。

どうだろう。この落ち着き。

おそらく若いのに、なんだか大人な雰囲気がするだろう。

この雰囲気の理由、それは「仙骨」に関係があるからなんだ。

現代では、特別な時じゃないと着ることはほとんどなくなってしまった和服。

実は、和服には、

『和のテクノロジー』

(略して:和テク)

が織り込まれている。

それは、ただ体を保護したり、見た目を美しく着飾るだけではない。

人体科学的な機能性を高める秘密が和服に隠されているんだ。

まっ、でもそれも今では封印されたものの一つだったりするんだよね。

和服の封印と洋服

現代の日本人のほとんどが、西洋的ファッション(洋服)を着て生活する日々。

特に日本人の身体文化を封印してしまたのが・・・

ハイヒール!!

ハイヒールの起源については、いくつかの説がある。

最も古い説が、紀元前400年代に、アテネで、背を高く見せるハイヒールが遊女間に流行し、男性も履いていた。

15世紀からイタリア、及びスペインで、チョピンというファッション用オーバーシューズが貴族の女性や高級娼婦で流行した。

16世紀のヨーロッパは街中に汚物が平然と捨てられていたという。「捨てます!」と周囲に宣言すれば、2階からでも汚物を捨てててもよいルールもあったほどだ。路面が汚物だらけだったので、一般的な靴では、スカートの裾が汚れてしまうので生まれた。

などなど。起源は定かではないが、汚物を避けるために厚底靴を履いてたとか(笑)

現代のハイヒールは、汚物を避けるために履いてるわけじゃないけど、足は長く見えるし、必然的にお尻が突き出す形になるから、セクシーに見える。

でも外反母趾を生み出す原因の一つでもあるよね。

何よりハイヒールで歩くのは痛いし辛い!

99%の女性が、ここで首を大きく縦に振っていると思うよっ。

そしてハイヒールを履いて仙骨を反ってみてくれ!

多分難しかったはずだ。

もちろん、洋服は全部ダメ、なんて極端な意味じゃないけど、少なくともハイヒールが、人々の健康を考えてデザインされてはいない気がするよね。

では、満を持して和テクについて解説しよう。

和服といえば、着物や袴。そして下駄。

今回は、「仙骨」関係する和テクを紹介するよ。

それは・・・

これは、袴の腰板」だ。

着物や袴などの和服を着るときに使う和装の一部分。

和服の腰板や帯があることにより、仙骨が反った状態を保ちやすい仕組みがあるんだ。

このように人体にとって有益な機能が、和服には隠されている。

腰板がありさえすれば、絶対に仙骨を反れる!というようなことではなく、あくまでもサポートするものだけどね。

ここで、有名な映画「LAST SAMURAI」に出てくる侍の姿勢を見てみよう。

(引用元:映画『ラスト サムライ』原題:The Last Samurai  配給:ワーナー・ブラザース映画)

仙骨が反れて、腕などに力みも無く、実に美しい。

西洋のハイヒールやドレスの華美さとは異なり、

なんだか、スーッと染み入るような美しさを感じるよね。

もしも、この侍が、

スマホを覗き込んでる現代人のように背中を丸めて剣を握っていたら・・・

相当弱そうだよね(笑)

いろんな武術の世界でも、背筋が通った美しい姿勢=つまり仙骨を反った姿勢で、戦いに挑むよね。

強さの秘密でもある仙骨。

こんな感じで、仙骨は人体に大きな影響を与える。

もはや時代を動かしていた武将たちの仙骨の反り具合で、歴史は変わっていたかもしれないね。

歴史を動かす「仙骨」。時代、そして文明を造る「仙骨」。

大げさに聞こえるかもしれないけど、

Holy Bone(神の骨)と言われる由来が、見えてきた気がするような・・・。

 

「仙骨」は大事な骨だと感覚でも知っていたからこそ、和服の腰板や帯は見た目ではなくて、

人との関係性をサポートする、大切な文化の一部だったんだ。

生き方の工夫、人体科学が織り込まれた和服。やはり美しいよね。

他にも2039.jpでは、和テクについて解析しているけれど、長くなっちゃうので、ここでは省略させてもらうよ。

侮るなかれ、和テク!

 

 「適正協力」ができる人々が集まった文明とは?

(引用元:国立国会図書館デジタルコレクションより タイトル「東京名所写真帖」出版社:尚美堂)

(引用元:国立国会図書館デジタルコレクションより タイトル「東京名所写真帖」出版社:尚美堂)

こちらの写真を見ていただきたい。約100年前の東京の街並みの写真だ。

着物を着ているからか、姿勢が良く見えるね。

仙骨が反れた人々が行き交う街並み。

つまり、「適正協力」ができる人がそこら中に溢れていた、と考えると、空気のいい景色だったんじゃ無いかなぁ。

写真だけじゃなかなか判断はできないけど、でも凛とした空気感は感じるよね。

こっちは最近の渋谷のスクランブル交差点の風景。

現代のフツーの光景だが、一つ上の明治時代の写真と比較すると、背中が全体的に丸まっているように見える。

和テクな和服を着ていた時代と比べ、洋服になった現代人は、仙骨の反りも弱くなってそうだよね。

スマホでゲームしながら仙骨反ってる人なんて居ないだろうし・・・

そんな私も、仙骨なんて意識したことなんて無かった。

仙骨の秘密を知った時は衝撃でしたっ!

どおりで、行きたく無い飲み会を断ることができずに、笑いたくない笑みを浮かべて、

「いっやあ〜、飲み会楽しみですっ!」

なんて言っちゃってたなぁ。

おっと、話がそれたっ!(仙骨はまだそれない・・・)

 

話を戻すと、

実は和服を着なくなったという影響だけでは無く、現代の様々な生活習慣・・・

ずっと座りっぱなしだったり、

スマホを覗き続けていたり、

窮屈なハイヒールでの無理な姿勢、

コンクリートの硬い地面、

いろんな影響で、仙骨を反って日常生活を過ごしている人は、圧倒的に減ってしまった。

 

まるで仙骨を反ることを、封印されてしまったかのように。

 

それが、現代は適正協力のない大人が増えてしまっている、ということにも繋がっているんだ。

うーん、皆が仙骨を美しく反って歩けるようになったら、街の風景は随分と変わってくると思うんだよね。

 

昔の人は、年齢に関係なく何だか大人っぽく見える理由。

現代人は、年齢を重ねても、なんだか子供っぽく見える雰囲気の理由は・・・

「仙骨」にあったんだ。

ここまで、仙骨について色々と解説してきましたが・・・

では、どうやったら美しく仙骨を反ることができるようになるのか?

 

ここで2039.jpで教えているメソッドを一つ紹介しよう。

 

仙骨を反る自己整体法

今回のメソッドは「仙骨反り飛行機スクワット」

【やり方】

1、仙骨を反る

2、腕を写真の王に飛行機の翼のように後ろに伸ばす

3、首は上を向く

4、腿裏を感じながらスクワットを10回

※注意:筋トレのスクワットとは違い、小さく動かして、体の細部まで感じながら行うことが大切です!

また、この時に足の裏を感じながらやることが大切です。

 

2039.jpで紹介しているメソッドは、ただの健康法だけではありません。

人間関係、生き方までをつなげて、人生を改善していくためのメソッドなんです。

カラダが変われば人生が変わる。

最新の人体科学を学び、メソッドに取り組むことで、

体の症状、そして人生の課題を根本的に改善したい!

何より元気になりたい!

いやむしろ、人を元気にしたい!

と思われる方は、是非別の記事も読んでみてくださいね。

 

第六感は髪の毛に宿る?インディアンと侍が長髪だった理由。触覚のヒミツ

 

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